93歳のおばあちゃんは、子供の頃、いろんな
話をしてくれました。
明治生まれのおばあちゃんですから、昭和をしっかり生き抜いてきた人です。
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今日は「火の玉」の話です。
まだ昭和の初期の話です。
いまのように、外灯など、田舎にはありませんから、日が暮れた後は
真っ暗です。
それでも、仕事から帰ってくる人は、人も、家もない、真っ暗の山道を
通らなくてはなりません。
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その、うち、だれからともなく、
「火の玉」の話がでてきたそうです。
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その山道を通ると、最近は必ず「火の玉」が出る\(◎o◎)/!
実際に見た人もいて、
相当、みんなおびえてしまったそうで、その道を通るひとは、
一目散に、目をつぶって、走るもんですから
つまづいて、転んで怪我をする人まででてくる始末です。
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そんな。話を聞いた、近所の、力自慢の男。
「わしが、火の玉をやっつけたる!」
と言って、一杯酒をひっかけ、勢いづいて、真夜中に、その場所に、出かけました。
・・・・・・・
男が、その場所で、まっていると
やはり、ふわり、ふわりと「火の玉」がでてきました。
勢いで、出てきたものの、実際は怖くてたまりません。
体中が、こわばって、ふるえています。
「えーい」、ここで逃げ帰ったら男がすたる!(@_@;)」
と言いながら、
持っていた棒で、思いっきり、
「火の玉」を、叩き落したそうです。
・・・・・
するとどうでしょう・・・・
タヌキが、一目散に走って逃げたということです。\(◎o◎)/!
・・・
それから、は「火の玉」はでなくなり、
一躍、英雄になったその人は、皆から感謝されたそうです。
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いま、その場所は、きれいな舗装がされ、国道がとおり、夜中でも、車が途絶えることも
ありません。
「火の玉」がでていても、車のヘッドライトの方があかるくて、
みえないでしょうね。
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本当のような、嘘のような、話ですが、なんどもおばあちゃんに、訪ねても
「本当や」
の答えでした。
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